副鼻腔炎の基礎知識について

副鼻腔炎は、副鼻腔に細菌やウイルスが感染することなどによって炎症が起こり、鼻づまりや鼻水、頭痛、歯の痛みなど、さまざまな症状が起こる病気です。副鼻腔炎の原因、症状、治療方法などは何でしょうか?ほんブログでは、副鼻腔炎の原因、副鼻腔炎の症状、副鼻腔炎の治療方法などの情報についてご紹介します。

副鼻腔炎の種類
副鼻腔炎はだいたい二種類あります。急性副鼻腔炎は急性の風邪などによる鼻炎から発症するものです。慢性副鼻腔炎は上記、急性、アレルギー性の副鼻腔炎が長引き、膿汁の副鼻腔内の貯留、炎症性の粘膜肥厚、骨格などにより副鼻腔に膿が溜まりやすいなどが原因で慢性的に炎症がおきているものです。

副鼻腔炎の原因
一般に急性副鼻腔炎が治らずに慢性化したものを慢性副鼻腔炎といいます。慢性化する理由は、鼻と副鼻腔をつないでいる自然口という排泄路が細菌感染やアレルギー反応などによる粘膜腫脹により閉じられてしまい、副鼻腔に膿がたまることが副鼻腔炎の原因です。外傷が副鼻腔炎の原因で発症する場合もあります。疲労や病気で体の抵抗力が低下している時には発症しやすくなります。

副鼻腔炎の症状
副鼻腔炎の症状は、痛みと鼻汁です。かぜ症状が先行し、続いて膿性の悪臭を伴う鼻汁がみられます。上顎洞に炎症を起こした時には頬部の痛み、篩骨洞に炎症を起こした時には眼の内側の痛み、前頭洞に炎症を起こした時にはおでこの痛み、蝶形骨洞の炎症では頭痛や頭重感が特徴です。

一般に片側にだけ発症し、発熱は軽微です。眼に及ぶとまぶたがはれたり、視力が落ち、脳に及ぶと強い頭痛や意識障害などの副鼻腔炎の症状が起こります。

副鼻腔炎の治療方法
薬物療法
副鼻腔炎の治療方法まず薬物療法です。急性副鼻腔炎の場合は、症状を抑える薬とともに、抗菌薬を服用することが一般的です。抗菌薬を続ける期間は、ふつう2週間以内です。慢性副鼻腔炎の場合は、少量の抗菌薬を長期間飲み続ける特殊な治療法が行われる場合もあります。その他に、痰や鼻水を出しやすくする薬などが使われます。

手術的治療
手術も副鼻腔炎の治療方法の一つです。マクロライド系抗生物質の少量長期投与の有効性が乏しい場合や、鼻たけが存在して自然口を閉鎖している場合に行います。手術の最大の目的は、閉鎖した自然口を開放して副鼻腔の自浄作用を取り戻すことです。内視鏡を用いることで、鼻の中の操作だけすみ、効率的な日帰りが可能になりました。ジェット式洗浄装置およびパワーパンチなる手術支援装置を用いて、短時間(約1時間)に痛みの少ない日帰り手術が可能となりました。

ネブライザー治療
ネブライザーという噴霧器を使って、副鼻腔に吸入薬を噴霧します。薬を霧状にすることで、副鼻腔まで届きやすくなります。副鼻腔の炎症を抑えるために、消炎剤や抗生剤が使われます。